時に解れて
時に解して
急激な勢いで命が踊る
この川と同じ位雄大に
形のない命も踊る
この風景が思い出させてくれるもの
そのものでありたいものだ
残像ではなくてそのもので
力強い優しさで
二心なく、誰かを受け入れる強さで
巨大な自己を受け入れられる心で
たとえ物事が
ぼくの集中を乱しても
なおその残像たる静けさが
僕の体に残るように
僕の深奥と、
視線の先にある水底は
ときとして同じ場所にあった
水面の底に
視線を送りながら
追憶を探った
懐かしさ
やがて夜と
ほら、過去がくる