2つの瞳が話しかける歌
2つの仁愛の間に生まれるもの
ぼくの命、僕たちの命が
目には見えない何かを形作る
麻痺するように眠った大人を目覚めさせ
子供たちの心の火を燃え上がらせて、
日々の笑顔の後ろに守り手となるものを
昔でもなく、未来でもない
新鮮な時のあわいにこそ
咲いていられる花がある
世界の美しいものにも目を向けること
それは、なんでもない道端にも、
その日の空にも必ずあるもの
優しさのすべてを、その瞳に映せるように
眠っている子供の安らぎを忘れぬように
幼心に知っている答えを、手放さぬように。