時の旅人
ときどきの詩を京都から
生活の中たくさんのものを そぎ落とされて
目の前の雨と、昔の雨 並べて見れたら き
言葉では速度が間に合わぬ 人間同士の本当
われわれがその真価を、 情によってのみ測
絵本作家のいうように 多義的であるほど
野にある鳥に もし沈黙を強いるなら どれ