疲れた日、 炎症に薬を塗るみたいな 雑な
Continue reading悲しみ
君が もしもまだ当たり前に 悲しめるのな
Continue reading遊び
帰り道、野球部の男子たちの集団が いい顔
Continue readingクローバー
馬鹿にされてゆけ 最も無垢なものは 汚れ
Continue reading畑
葉の上にのった土汚れその奥行きと、迫力幹
Continue reading夏の日
物柔らかな 湿気を含んだ空気のなかに 優
Continue reading夜桜
夜の散歩 鴨川デルタ 夜桜を独り占めする
Continue reading日常風景
まるで体当たり情のまるごとすべてでぶつか
Continue reading高瀬川
運慶が仁王を彫ったように 夜の高瀬川が私
Continue reading時の音
愛する者たちの目が筆記を許さない速さの喜
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