ときどきの詩を京都から
味の深みには空間がある 人の深みの宿るた
何が良い味か ということが 何が僕らにと
天籟を聞こうと思うなら ただ木々のざわめ
人間は古くなる そのとき跡がつく まるで
網の目のような それよりも緻密で 柔らか
見えるひとには 自然の表面に浮かぶ文字こ
泣いたり笑ったりすると それに解されるよ
土や緑に現れた清浄な空気は 心に透明さを
腰を入れること 武道や舞に欠かせないこと
光の成分を見てみれば 太陽の光にあるもの