時の旅人
ときどきの詩を京都から
哲学はなぜ適切に考えることができるのか
草がやさしく揺れて 木がもの言いた気に葉
きれいな花は心を彩り あとにはその彩りだ
ブラジルからおじさんの写真が送られてきた
ひろい広場の奥に ひとつの鳥居がある 静
哲学者はまず観察し思考が後だという 僕は
いつもの遊歩道 アスファルトに街路樹の落