誰かと運動をしているとき
そして、そのあとの音色
本当に栄養も味もよいものを、
体の欲しいものを食べているとき
体に響く、嬉しい音のようなもの
体が前を向こうとし、
心も正しく胸を張る
そういうときの音が体に満ちる
質の悪い物を食べたなら
苦しみや悲しみや
嘘くさい安らぎを欠いた、
落ち着きにかけた感情のおと
腹にも味わえる様な味なら、
外で聴く音のような
この上なく心を整えて
支えて前を向かせ
胸を張って一歩踏み出そうと
そう思わせときの音
舌で味わい
腹で味わい
鼻で味わう
それから血管も内臓も、味を知っている
食べたものによって、
体から不協和音が生まれたり、
反対に安らいだりする。
体がちゃんと栄養を味わうと
最奥から気持ちを豊かにさせる仕掛けが動く
心の高いところにいたければ
よいものを食べて
それらが奏でる体の音を
体に通わせ、纏いながら
今日とこれからをゆけ
正しい誇りを保ち生きること
それが体に通わせる
分子のようなものがある
それが正しい食事に後押しされて
重なるように快く通うこと
正しいこころ
優しい心
誰かの痛みを知る心
運動すること
意識下の雑音を減らし、
体の微細なものを繋ぐ
できうれば人とすること
だれかと表情を交わすこと
その人の精髄を味わうこと
不純物のない食事を心がけること
意識を乱す警告音よりも
安らぎの音色を
体に招き入れること
体の信号が和しているか否かが
心の正しい向きを支える
大きな流れのようなものだから
心、行為、運動、食事
どれも己の生を
一生で到達しうるうちの理想へと近づけるもの
だからどれも、慎重に選んで大切にしていろ
また大切にできることが、
家族、地域の縁のなさせることならば
それに気づいて、思いながらゆくといい。
縁あるひとの大切な思いと行為を
気付かずにいて無碍にしてしまわしないように
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