笑顔のふるさと
何かを成し遂げた子供の
達成感に満ちた目と
ふいに得られた優しい気持ち
たゆたう川が呼び起こすもの
冷たい風が頬を撫でる時に
確かめられるもの
春の息吹に
ことほがれるもの
夏の生命を真昼とするもの
初秋の冷たい静けさに種をまくもの
深めたい何か
味のある何か
己と世界のあいだにだけは
すべてのひとに満ちたりるものがある
世界の細微に住まうものはバッカス
正しい酒は我々を酔わせながら
万象を通徹する理を与える
ときどきの詩を京都から
笑顔のふるさと
何かを成し遂げた子供の
達成感に満ちた目と
ふいに得られた優しい気持ち
たゆたう川が呼び起こすもの
冷たい風が頬を撫でる時に
確かめられるもの
春の息吹に
ことほがれるもの
夏の生命を真昼とするもの
初秋の冷たい静けさに種をまくもの
深めたい何か
味のある何か
己と世界のあいだにだけは
すべてのひとに満ちたりるものがある
世界の細微に住まうものはバッカス
正しい酒は我々を酔わせながら
万象を通徹する理を与える