動かない景色と
固まった理性は等しい
目が空間で何かを追えば
秘められていた無垢な感受性が、息を吹き返す
今度は、水面をゆく鳥とともに
流れ出した
むかし哲学者が、歩きながら考えたように
生活の中の五感に与えるものの豊かさは
ニンゲンの中身の豊かさに変わるのだ
否、それ自体だ
ときどきの詩を京都から
動かない景色と
固まった理性は等しい
目が空間で何かを追えば
秘められていた無垢な感受性が、息を吹き返す
今度は、水面をゆく鳥とともに
流れ出した
むかし哲学者が、歩きながら考えたように
生活の中の五感に与えるものの豊かさは
ニンゲンの中身の豊かさに変わるのだ
否、それ自体だ