鳥居

ひろい広場の奥に

ひとつの鳥居がある

静寂の風景に

澄んだこころの種がある

幾千の葉の絨毯が

梢の騒めきが

幾千のこころを刻みつける

本当が目の前に現れ

その本当のすべてを

確かに得ることはできないが

なんども、くりかえし 味わえば

きっとかけらが 残るだろう

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です