ひろい広場の奥に
ひとつの鳥居がある
静寂の風景に
澄んだこころの種がある
幾千の葉の絨毯が
梢の騒めきが
幾千のこころを刻みつける
本当が目の前に現れ
その本当のすべてを
確かに得ることはできないが
なんども、くりかえし 味わえば
きっとかけらが 残るだろう
ときどきの詩を京都から
ひろい広場の奥に
ひとつの鳥居がある
静寂の風景に
澄んだこころの種がある
幾千の葉の絨毯が
梢の騒めきが
幾千のこころを刻みつける
本当が目の前に現れ
その本当のすべてを
確かに得ることはできないが
なんども、くりかえし 味わえば
きっとかけらが 残るだろう