家庭

貧乏であるとき、
子どもは親の仕事の大変な様子を間近で見て
育ててもらう苦労を知り、自然尊敬と感謝がわく

しかし、現代では働いている姿は実感がわかず、
かえってくる親のすがたは、
疲れきって動物的な強さも、あまり感じられない。

他方でテレビやスマホから、
芸能人をはじめ、生命力と才覚の豊かな人間に理想を抱く

途上国においては、知らない故に、身近な人で満足できる。
先進国でも、身近な人こそ一番なのだが、子どもたちは比べてしまう。

そうして、また尊敬がもてなくなる。

世界の中で恵まれている立場の子供らが、
こうも幸せから遠ざかっているのは、皮肉なものだ

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